映画【大脱出】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 アクション2大スターが刑務所から大脱出する話。

●感想

 冒頭、主人公が刑務所で何かをしている姿から始まり。主人公の紹介。ここでこの男、とんでもないヤツだと説明しておきつつ、本題の難攻不落の刑務所にやってきて。絶対脱獄不可能ムリな刑務所を観客の度肝を抜く方法で突破していくのか。

 けど、シルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツネッガー競演というブランドだので、リアリティ路線よりもぶっ飛んだ楽しい映画に仕上がっていました。
 スライが何かを考えていて、シュワちゃんが「どうするんだ?」と観客目線になって説明を求める。場面転換も多くて飽きずに見ることができました。
 史上最高の刑務所の割に警備ユルユルだし、医者はよくわからない理由で協力するし、看守も全然監視していないし。結局、最後はドンパチだし。戦争映画みたいになってるし。

 そんなんなので、緻密な計算で脱出していくような内容を期待すると肩すかしを食らうかもしれないですが、カタキ役なんかは悪趣味な感じで潔癖な役で面白かったです。「マンハイム」と呼ばれる男を巡って、主人公と看守たちの攻防。
 ずーっと同じ場所なので画面に華やかさがないのが残念でした。それに主演の2人よりイスラム教徒の仲間のほうが見せ場があって主演2人くってるぞ、と。
 とはいえ、クライマックスのカメラにチーズだったり、シュワちゃんが機関銃を持つところがスローモーションになったりとファンサービスいっぱいの映画で楽しく。そして何よりスライとシュワちゃんがなかよしな映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2014/01/11  TOHOシネマズ南大沢  2014/11/10 Blu-ray

監督ミカエル・ハフストローム 
脚本マイルズ・チャップマン 
アーネル・ジェスコ 
出演シルベスター・スタローン 
アーノルド・シュワルツェネッガー 
ジム・カビーゼル 
カーティス・“50セント”・ジャクソン 
ビニー・ジョーンズ 
ビンセント・ドノフリオ 
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