映画【ズートピア】感想(ネタバレ)

zootopia
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●こんなお話

 肉食動物も草食動物も本能がなくなって、みんなで仲良く生活する楽園世界で肉食動物が失踪する事件が多発するので新米デカが詐欺師とバディになって捜査する話。

●感想

 肉食動物が白人、草食動物が非白人というメタになっていて可愛らしい動物たちの世界だけどアメリカ社会を描いているのが面白かったです。安定のCGの画面の華やかさもさすがでキャラクターたちを見ているだけでも楽しい気持ちにさせてくれるからさすがでした。

 だたお話のほうは何の意外性もなく、主人公の新米警官と詐欺師が周りから協力を得られない中、点と点を線にしていく刑事ものの王道を行く展開なので面白みに欠けました。関係者に話を聞く、新しい情報を得る、また関係者に話を聞きに行く。の繰り返しでした。

 そして肉食動物の本能が目覚めてしまって草食動物の危機だ! となって差別だったり迫害だったりが起こって主人公たちが悩むという。事件の黒幕とかも今まで自分たちが弱い立場だったので…。という動機とかも面白いですが、地味で全体的には退屈の100分間でした。合間に入る主人公の哀しい過去とかの回想とかもスピード感をそいでしまう原因の1つだと思いました。

 肉食動物たちは何を食べているんだろう? 肉食草食動物以外の爬虫類とかは何でいないんだろう? とか気になってしまう映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/04/28 TOHOシネマズ川崎  2016/11/12 Blu-ray

監督バイロン・ハワード 
リッチ・ムーア 
共同監督ジャレド・ブッシュ 
脚本ジャレド・ブッシュ 
フィル・ジョンストン 
出演(声)ジニファー・グッドウィン 
ジャイソン・ベイトマン 
イドリス・エルバ 
ネイト・トランス 
J. K. シモンズ 
ジェニー・スレイト 
トミー・“タイニー”・リスター 
レイモンド・パーシ 
オクタヴィア・スペンサー 
シャキーラ 

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