映画【イップ・マン 序章】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 1930年代から第二次大戦終戦までのイップ・マンの話。

●感想

 ひたすら強いドニー・イェンさんが強敵たちを倒していく漫画のような展開が熱くて、最初は近所に武術館を開いた他の流派の師匠が手合わせ願いたいから家族よりそっち優先で戦ったりして、奥さんと子どもが嫌な感じになったり。道場荒らしと戦ったり、日中戦争が激しくなって、憎き日本軍との戦いになっていく。

 劇中のどのアクションも楽しくて面白かったです。個人的には日本軍がやってきて、仲間を殺されたあとに10人の軍人を相手に怒りの鉄拳をみまうところで関節とかを逆に曲げちゃったりするのとか凄かったです。

 途中で主人公がゆすりにあっている知り合いの工場の人たちに武術を教えて強くするとかの流れとか急でしかも本当に強くなって全員で戦い始めるとか日本軍の戦いとあまり関係のない流れでどういう気持ちになればいいのかわからなかったです。そこで盗人に落ちた知り合いの弟を説得して改心させるというためだけの設定に見えちゃいました。

 クライマックスの戦いが終わって、ワーワーなっているうちに撃たれて負傷したまま、テロップが流れてそのまま終了というのが余韻がなくて残念でした。もう少し落ち着いたエピローグが見たかったです。

☆☆☆☆

鑑賞日:2011/03/11 新宿武蔵野館 2020/07/16 Blu-ray

監督ウィルソン・イップ 
アクション監督サモ・ハン・キンポー 
脚本エドモンド・ウォン 
出演ドニー・イェン 
サイモン・ヤム 
池内博之 
リン・ホン 
ゴードン・ラム 
ルイス・ファン 
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