映画【硫黄島からの手紙】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 硫黄島の戦いの日本側から見た話。

●感想

 小笠原兵団旅団長の栗林中将と一等兵の西郷を軸に、戦車隊のバロン西や憲兵隊などがそれぞれ米軍上陸までどのような気持ちで戦いに挑むのかを開始1時間、丁寧に描いていきます。今までの水際での上陸を阻止するという作戦を覆し地下要塞を構築する戦術をとる栗林に反発する部下がいたり一枚岩にならないまま戦いに突入していくのも興味深く見れましたし。パン屋を営んでいた男が、召集され嫌々戦う様子なんかも面白く見れました。

 開始1時間後に米軍が上陸してきて1ヶ月の戦いを残り1時間20分で描くので、あっという間にやられていく日本軍のような印象ですが。アクション映画ではないので、個々の戦いをあまり深く描いてはいないです。それより、しだいにやられていき追い詰められる中の極限の人間関係を描いてくれます。自決する者、投降しようとする者。それを西郷という男の目線でいろんな出来事を一緒に見ることができました。

 モノクロのような色を落とした映像に爆発する炎だけカラーになるという映像がカッコよかったです。

 ただ、重厚なお芝居をみんなしているのに。1人だけ現代の男の子が混じっているような感じになってしまっているのは残念でした。

☆☆☆☆☆

鑑賞日:2012/01/23 Blu-ray 2019/08/16 NHK BSプレミアム

監督クリント・イーストウッド 
脚本アイリス・ヤマシタ 
共同原案ポール・ハギス 
原案栗林忠道 
出演渡辺謙 
二宮和也 
伊原剛志 
加瀬亮 
中村獅童 
裕木奈江 
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