映画【沈黙の戦艦】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 戦艦ミズーリがテロリストに占拠されて、戦艦に乗っていたコックさんをはじめとする人たちが反撃する話。

●感想

 主人公のコックさんが冷蔵庫に閉じ込められている間にパーティーを開いていたら、副長や慰問に来ていた人たちが実はテロリストで一気に乗っ取っていく。ゲイリー・ビジーやトミー・リー・ジョーンズなどが怪演を見せてくれていて楽しい前半でした。

 閉じ込められていた主人公のスティーブン・セガールが反撃を開始するともう障害という障害は無問題で突破していっちゃって緊張感があまりなかったです。主人公が無敵っぷりを楽しむ映画ですが、主人公が無敵になっていくだけカタキ役たちが普通のキャラクターになってしまうのも退屈の要因だと思いました。主人公の対となるはずのトミー・リー・ジョーンズもセガールの前では一気に魅力が失われていってしまっているようでした。

 圧倒的不利な状況の中を知恵や経験を活かして突破していくのではなく、ゴリ押しで突破していくだけの映画なのでそれはそれで楽しいですが、ハラハラドキドキ度は少なめになってしまっている映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/10/22 NETFLIX

監督アンドリュー・デイヴィス 
脚本J・F・ロートン 
出演スティーヴン・セガール 
トミー・リー・ジョーンズ 
ゲイリー・ビジー 
エリカ・エレニアック 
パトリック・オニール 

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