映画【クイック&デッド】感想(ネタバレ)

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●こんな話

 早撃ち大会トーナメントに挑むいろんなガンマンたちの話。 

●感想

 漫画みたいなキャラクターたち大集合が面白くて、みんな調子乗って強がっている序盤が楽しかったです。調子乗ったキャラクターたちが1人また1人と決闘して簡単にやられていく姿も最初の登場と落差が生じての面白さがありました。 

 ただ、主人公が昔父親を殺されたリベンジのために保安官に挑むという回想が何度も挿入されて説明的すぎてテンポが悪かったり、決闘でどうしてこっちが勝ってこっちが負けたというロジックがあまりないため、普通にみんな戦って退場していくのがトーナメントとしての面白さがあまり感じられなかったです。殺したくないと言っている神父とかもいざ参加したら何度も殺しをしていて、そこの葛藤とかはあまりないのだろうかとか思ったりしました。 

 クライマックスも爆破の量がスゴくて迫力満点ですが、そこに至るまでのわかりやすい主人公の作戦で特に驚きもなく、ただ事務的に主人公を退場させて再復活というのを見せる為だけの流れだったりして退屈さだけが残るものでした。 

 とはいえ、頭に穴が開いたりして少しスプラッタ風味な西部劇で楽しい作品でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2019/03/17 DVD

監督サム・ライミ 
脚本サイモン・ムーア 
出演シャロン・ストーン 
ジーン・ハックマン 
ラッセル・クロウ 
レオナルド・ディカプリオ 

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