映画【密偵】感想

☆☆

●こんなお話

 日本統治下の朝鮮半島で爆弾を朝鮮総督府に仕掛けようとするテロリストたちと彼らに潜入する日本警察の朝鮮人が日本人にバレないように抗日活動する話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログより

●感想

 主人公は独立は無理と諦め、日本警察に協力して権力側についていて周りから売国奴と罵られながらも心のどこかではまだ独立をあきらめていない。最初は日本人の上司の命令でテロリストたちに接触して彼らの情報を引き出そうとするけど、彼らのボスから逆にスカウトされて悩み揺れ動くキャラクターというのは単なる反日映画とかの枠組みではないもので、保身に走らなければいけなかった者もいたという韓国映画をあまり見たことなかったので新鮮でした。戦争が人間性を破壊してしまうというのも描けていたと思いました。 

 ただ裏切りや騙しあいがメインの話でそれでいて1シーン1シーンが異様に長くて終始間延びしてしまう映画でした。団長がお酒を延々と勧めて飲み続けるシーンの必要があったのか謎でした。映像も暗くてナイトシーンばかりのなかをヒゲの人たちが動き回るので誰が誰だかわからなくなる要素の1つでした。そのため今誰が何をしているのかというストーリーを追いかけるのに必死になって楽しめなかったです。列車のシーンなんて何であんなに長く、列車の中を探し回る日本警察というのを見なくてはいけないのかただただ退屈でした。しまいにはおむつを替えるというだけで何で検問を突破できたのかわからなかったです。ちゃんと顔を見て確認しないのかなと考えてしまいました。 

団長を演じるイ・ビョンホンさんが主人公が味方になると何で判断したのかとかもわかりにくく「オレは人を見る目がある」的なことを言ってるだけしか理由が描かれないのもわかりにくかったです。 

 ソン・ガンホさんの日本語が上手くてびっくりな映画でしたが、騙しあいのスパイ映画としてもアクション映画としてもまったりしていて眠気を誘う映画で残念な140分でした。 

☆☆

鑑賞日: 2017/11/15 109シネマズ川崎

監督キム・ジウン 
脚本イ・ジミン 
パク・ジョンデ 
出演ソン・ガンホ 
コン・ユ 
ハン・ジミン 
鶴見辰吾 
オム・テグ 
シン・ソンロク 
イ・ビョンホン 
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