映画【パーティで女の子に話しかけるには】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 1977年のロンドンでパンク好きの主人公と謎のヒロインの恋物語の話。

●感想

 タイトルクレジットから疾走感のあるもので一気に掴まれるオープニングでした。そこからパンクロックに夢中な主人公とその仲間たちが謎の屋敷に入り込んだらそこで繰り広げられる世界が奇妙奇天烈で笑えて最高でした。彼らが繰り広げるかみ合わない会話や謎のパフォーマンスとかはどうやって発想して作られているのか知りたくなる集会でした。 

 パンク少年と異星人の恋というぶっ飛んだ設定ですが、そこに描かれるのは既成のルールや抑圧に反発する若者たちでそれは普遍的なものなので、自然と2人を応援してしまいました。 

 そしてなんといってもヒロインのエル・ファニングの魅力が最高で彼女以外に考えられないキャスティングでした。 

 エピローグも優しい感動を与えてくれてよかったです。音楽にファッションにアニメーションにとたくさん詰め込まれたカルト映画のようなごった煮の内容でしたが、弱者を応援してくれている映画だと思いました。 

☆☆☆☆

鑑賞日: 2017/12/09 チネチッタ川崎

監督ジョン・キャメロン・ミッチェル 
脚本ジョン・キャメロン・ミッチェル 
フィリッパ・ゴズレット 
原作ニール・ゲイマン
出演エル・ファニング 
アレックス・シャープ 
ニコール・キッドマン 
ルース・ウィルソン 
マット・ルーカス 

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