映画【アデライン、100年目の恋】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 100年間年を取らない女性が恋愛しては困る話。

●感想

 落雷に打たれて細胞が老化しなくなってしまうというSF設定が面白いのとそれでいて映像は暖かくて綺麗で昔の往年のハリウッド映画のような雰囲気のギャップがよかったです。

 主人公のブレイク・ライヴリーさんは美人さんだし、ハリソン・フォードさんのお芝居が素晴らしくて、かつて好きだった主人公に再会した時の動揺とか英語がわからないボクが見ても伝わってくるものでした。自分より年下になってしまって微妙な距離感の娘さんを演じたエレン・バースティンさんなど役者さんたちみなさん素晴らしかったです。

 ただお話のほうは至って普通で、更に年を取らないというSF設定があまり詰め込まれていないように見えて入り込みにくかったです。容姿が変わらなくて、FBIとかからも怪しまれて、定期的に働く場所を変えたり偽名を使ったりして逃亡生活をしている生活らしいですが。なぜ、物語の本筋となる男性と恋に落ちたのかという決定的な動機がわからなかったです。そしてその好き好きになっていく描写もオシャレなデートの連続で、憧れなデートですが、なぜこの人なんだろう? ということばかり気になってしまいました。

 そして100年間どうやって生活していんだろう? というその設定だけで映画が作れてしまいそうな設定で、そこを煮詰めたうえでの恋愛映画が見たかったです。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/05/08 DVD

監督リー・トランド・クリーガー 
脚本J・ミルズ・グッドロー 
サルバドール・パスコウィツ 
出演ブレイク・ライヴリー 
ミキール・ハースマン 
ハリソン・フォード 
エレン・バースティン 
キャシー・ベイカー 
アマンダ・クルー 

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