映画【杉原千畝】感想(ネタバレ)

スポンサーリンク

●こんなお話

 ユダヤ難民を救ったり諜報活動をしていた外交官の杉原千畝さんの話。

●感想

 杉原千畝さんという人物を知る伝記映画としてよくできていて、冒頭からいきなりスパイ映画のような展開に驚いたりして、どこまでが史実なのかはわからないですが、単純に自分の立場とか地位に固執せずに目の前で困っている人を助ける。ということをする人を見ているのが気持ちよかったです。それが日本人というのも誇らしい気持ちになるものでした。

 ただ役者さんの熱演とかはすごかったですが、満州国からヨーロッパに赴任して、諜報活動をしながらユダヤ難民にビザを発給する。ここが1番の見せ場で耐えに耐えてのビザを発給する朝は感動的で盛り上がりました。そして周囲にも助けてくれる人物がいたり疎ましく思う人物がいたりしながらも日本の敗戦を予言しちゃったりして、日本の行く末を憂いていくという歴史的な流れはわかっても、そこに感情的な大きなうねりはあまり感じられず。杉原さんは偉い人だった。関東軍やナチスは悪い人だった・ユダヤ人は大変な状況だった。というのがわかるだけで流れていってしまいました。
 ユダヤ人はその後、イスラエルを建国して自分たちがされてきたことのようにパレスチナ人を追い出してしまい現在の世界の対立構図を作ってしまったというのを考えるともっと深く突っ込んで掘り下げてもよかったのではなかろうかと思ってもしまいました。

 表面的に杉原千畝さんのことが知れて、こういう生き方を尊敬できる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/12/11 TOHOシネマズ川崎

監督チェリン・グラック 
脚本鎌田哲郎 
松尾浩道
出演唐沢寿明 
小雪 
ボリス・シッツ 
アグニェシュカ・グロホフスカ 
ミハウ・ジュラフスキ 
ツェザリ・ウカシェヴィチ 
塚本高史 
濱田岳 
二階堂智 
板尾創路 
滝藤賢一 
石橋凌 
小日向文世 

コメント

タイトルとURLをコピーしました