映画【ゲットバック】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 銀行強盗犯が娘さらわれちゃったので、当然助けようとする話。

●感想

 1幕目の20分がまるごと銀行強盗のアクションシークエンスに費やされていて95分しかないのにアクションシーンで押し切ろうとするのは好感が持てるツカミでよかったです。
 が、アメリカ一の銀行強盗犯である主人公のニコラス・ケイジ。1幕目で捕まってしまい連邦刑務所で8年後。出所するニコラス。見た目一切変わってない……。この時点でやる気がない感じがしてしまうニコラス兄貴。

 そしてかつての仲間であるカタキ役が主人公を恨んで、主人公の娘を誘拐して身代金を要求してきてっつう話。
 既視感いっぱいのストーリーで予定通りに進み予定通りに終わるという。何かしらの目新しさを入れてくれないと他のアクション映画と何が違うのか?
 しかもキャラクターの背景が描かれないので、行動の動機がわかりにくいです。カタキ役に金塊を強奪するよう言われた主人公。かつての仲間を誘って強奪しますが、何でこの仲間は主人公の話を信じて金塊強奪をするのか全くわからない。だって足洗ったのに、犯罪の道に戻るのか? 他にも追いかける刑事で使えないおじさんが出てきますが、何故か最後に良い刑事さんに変貌するのかもわからないっす。

 そして、金塊を強奪してカタキ役のもとにやってきたら、いきなりの殴り合い。歯向かうんだったら、最初から歯向かえたんじゃないのか? と疑問のニコラス兄貴の行動。更にここから驚いたのは、娘が閉じ込められたタクシーが燃えて、そのまま湖に車ごとダイブして消火するっつう。溺れるぞと。

 とはいえ、95分単純に誘拐もののアクションとして楽しめる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2013/05/23 Blu-ray

監督サイモン・ウェスト 
脚本デヴィッド・グッゲンハイム 
出演ニコラス・ケイジ 
ジョシュ・ルーカス 

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