映画【おみおくりの作法】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ひとりきりで亡くなった人を弔う仕事をしているイギリスの公務員さんがクビになることが決まって、最後の仕事で弔いをする人を調べるうちに自らの孤独にも向き合う話。

●感想

 亡くなった人に対して真摯に向き合っているのがわかる序盤。けどその生真面目な仕事っぷりはコストがかかるために上司からコスト削減でクビを宣告される。最後の仕事の孤独死した人物がお向かいさんだと知って、その人物の関係者に会いに行く。

 そこでその人物の人となりがわかってきて掘り下げられていきます。そして娘さんと出会ってほのかな恋に発展しそうになって主人公も幸せな人生が待っていのかなと思いきや……。

 シンメトリーな構図に単調だけどしっかりと生きている主人公の生活スタイルを映す映像に静かだけど印象に残る音楽にで独特の世界観を作り出していて面白く見ることができました。

 切ない人生だけども、ラストシーンである意味彼の人生はが報われたのかと涙がこぼれそうになってしまう映画で面白かったです。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2016/04/18 DVD

監督ウベルト・パゾリーニ 
脚本ウベルト・パゾリーニ
出演エディ・マーサン 
ジョアンヌ・フロガット 
カレン・ドルーリー 
アンドリュー・バカン 
シアラン・マッキンタイア 

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