映画【エネミー・オブ・アメリカ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 国家に個人情報筒抜けで追いかけ回されたり追いかけたりする話。

●感想

 主人公がいきなり政府機関に追われて、プライベート情報を追いかけ回されて社会的制裁を受けたりと次々に追い込まれていく姿をトニー・スコット監督作品らしい揺れるカメラワークとカットの細かさでテンポよく退屈せずに見ることができました。豪華キャストの競演も楽しかったです。

 監視社会の怖さをエンタメ化して監視カメラやパソコンをいじりながら、情報を暴いていく役人たちの動きを見ているだけでも楽しいです。圧倒的ピンチの中、主人公が文字通り走り回って逃げて逃げて最後に逆転というエンタメ映画として面白かったです。国家安全保障局という組織が追いかけてきて、予算注ぎ放題でどんな組織なんだとびっくりする組織でした。

 監視社会という社会的問題と追いかけっこのエンタメ要素もあわさった良いエンタメ映画だと思いました。

 クライマックスのみんなでいきなりのバトルロイヤルは見せ場として楽しいですが、主人公の機転というよりは役人とマフィアたちの手に運命が委ねられていて、結果論としてよかったという流れなので、あまりカタルシスが得られなかったです。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2008/07/11 DVD  2019/12/02 WOWOW

監督トニー・スコット 
脚本デイヴィッド・マルコニー
出演ウィル・スミス 
ジーン・ハックマン 
ジョン・ヴォイト 
リサ・ボネー 
レジーナ・キング 
スチュアート・ウィルソン 
ガブリエル・バーン 
トム・サイズモア 
ローレン・ディーン 
バリー・ペッパー 
イアン・ハート 
ジェイク・ビジー 

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