●こんなお話
ボクサーが奥さんを亡くして、今までの生活が一変してそこから再起を図る話。
●感想
ボクシングチャンピオンが奥さんと子どももいて幸せな生活をしている1幕目があって、プロットポイントである悲劇があって、主人公がどん底まで落ちる。子どもとも司法によって離ればなれになってボクシングもボロボロになって果ては追放までされてしまう。
この1幕目が終わって2幕目の始まりのどん底の流れが結構長くて物語の半分くらいになるまで、ずっと重たいシーンが続くので結構グッタリしてしまいました。そこからフォレスト・ウィテカー演じるトレーナーと出会って彼のもとでボクシングをする主人公。施設に入れられた娘との対立と和解をしながらトレーニングしてチャンピオンと対決することになるクライマックス。
役者さんたちのお芝居がさすがの安定感で英語がわからないボクが見ても上手いのは伝わってくる映画でした。
ただあまりにも話の展開が王道すぎて新鮮味がなく、熱くなりそうな展開ですがそこまで熱くなれなかったです。ボクシングシーンに迫力がそこまで感じれられなかったり、トレーナーであるフォレスト・ウィテカーが名トレーナーらしいアドバイスがほとんどなくて、試合中とかも誰でも言えそうなことしか言ってなかった利するのも残念でした。娘との和解が1番感動できそうな心の動きですが、それも想像の範囲内で収まってしまうので心が動かされることはなかったです。
とはいえ、120分退屈せずに見られる映画でした。
☆☆☆
鑑賞日: 2016/11/18 Blu-ray
リンク
監督 | アントワーン・フークア |
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脚本 | カート・サッター |
出演 | ジェイク・ギレンホール |
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フォレスト・ウィテカー | |
ナオミ・ハリス | |
カーティス・“50Cent”・ジャクソン | |
ウーナ・ローレンス | |
レイチェル・マクアダムス |
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