映画【トリプル9 裏切りのコード】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 強盗団が次の強盗計画のために警官が負傷したときにトリプル9というコードが発せられて、全警官が集まるってんで、その間に強盗しようとする話。

●こんなお話

 冒頭でいきなり強盗をして重たい銃声が響いて、計画が上手くいかなかった強盗団の1人がそのまま警官のバッジをつけるというツカミ。この人警官なんだとびっくりするツカミでよかったです。その後、悪徳警官や元軍人の強盗団と彼らを追いかける若手刑事と彼のおじさんの刑事の捜査。

 けれど悪徳警官たちが実は強盗団だとバレるのかバレないのかというサスペンスもなく良いもんの刑事たちの捜査があるわけでもなく、強盗団がロシア系マフィアに脅迫されて強盗しているのはわかるけど、なぜ脅迫に屈しているのか? 今までの関係とかがわからないので、家族を人質に取られているとはいえ、ただいいなりになっているだけにしか見えないのが痛いです。

 そして強盗団でも内ゲバが始まって崩壊していくのも、いきなり発砲したりされたりで退場していく主人公たちで何の気持ちも動かされなかったです。これだけの豪華キャストなのに、彼らがどういう気持ちなのか、どういう状況なのかをもう少し丁寧に説明してほしい映画でした。群像劇として失敗している例の映画だと思いました。そしてノーマン・リーダスファンとしては開始20分でガッカリする作品でした。

鑑賞日: 2016/11/21 Blu-ray

監督ジョン・ヒルコート 
脚本マット・クック 
出演ケイシー・アフレック 
キウェテル・イジョフォー 
アンソニー・マッキー 
アーロン・ポール 
クリフトン・コリンズJr. 
ノーマン・リーダス 
テリーサ・パーマー 
ガル・ガドット 
ウディ・ハレルソン 
ケイト・ウィンスレット 

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