映画【スリーパーズ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ニューヨーク、ヘルズキッチンの悪ガキたちが少年院でトラウマ体験をして、大人になって看守たちにリベンジする話。

●感想

 豪華キャストの競演というだけで見る価値のある作品だと思いました。悪ガキたちの青春の日々から少年院の凄惨な体験と長い上映時間ですが、次から次に出来事が起こるので飽きることなく見ることができました。

 が、大人になって報復殺人は是か非かという流れになってから、主人公たちに都合よくいきすぎ、上手くいきすぎな展開になっていって裁判劇としてはイマイチぱっとしない展開でした。それに1番のドラマ的見せ場であるデ・ニーロ演じる神父さんの葛藤がイマイチわからず、クライマックスである彼が法廷で嘘をつくのかつかないのかという部分が結構さらっとしてしまっている印象で盛り上がらず。主人公たちの復讐劇が見事にハマったという感じはしませんでした。酔っぱらいの弁護士というダスティン・ホフマンも地味でせっかくのデ・ニーロとダスティン・ホフマンの共演という豪華さも地味に感じました。群像劇としてほとんどの登場人物たちの魅力が感じられず、殺し屋となった2人はただ拳銃を撃つだけだし、検事になった男がすべてを計画したらしいけれど、その計画の大変さなんかも伝わらず。記者も彼の苦悩はまるで伝わってこなかったです。

 美談的に描かれているけど、主人公たちにホットドックのマシンを丸ごと盗まれた店主の気持ちはどうなんだろう? 階段で屋台に挟まれたあの人の気持ちはどうなんだろう? と考えてしまう映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2017/02/15 Hulu

監督バリー・レヴィンソン 
脚本バリー・レヴィンソン 
原作ロレンゾ・カルカテラ
出演ケヴィン・ベーコン 
ビリー・クラダップ 
ロバート・デ・ニーロ 
ロン・エルダード 
ミニ・ドライヴァー 
ヴィットリオ・ガスマン 
ダスティン・ホフマン 
テリー・キニー 
ブルーノ・カービー 
フランク・メドラノ 
ジェイソン・パトリック 
ジョー・ペリーノ 
ブラッド・ピット 
ブラッド・レンフロ 
ジェフリー・ウィグダー 
ジョナサン・タッカー 

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