映画【クリムゾン・ピーク】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 なかなかのお金持ちの娘さんがイギリス紳士に好きになったのでお嫁に行ったら、そのお屋敷で恐怖体験する話。

●感想

 最初に主人公の娘さんの日常が描かれていって、彼女のことを思っているお医者さんがいたりするけど。イギリスからやってきた姉弟がいて、その弟が主人公に近づいてきて…。となりますが、最初からこの姉弟が怪しげな存在で描かれていて、主人公のお金目当てなんだろうなーと思ってると、まさかのそのまんまという展開でまるきり新鮮味がなくて一体何を描いてる話なのかわかりにくかったです。主人公がイギリスの怪しいお屋敷に行くまでが長いのも退屈する要因の1つでした。

 そしてお屋敷で真っ赤なお化けがアタックしてきて、そのビジュアルはギレルモ監督らしいキャラクターで面白いっちゃ面白いですが。その出てくる要因も地縛霊で、本当は伝えたいことがあって…というのもよくあるお化けの設定で何の面白みも感じられなかったです。

 それよりもこの姉弟が12歳だかでおかあさんをかくがくしかじかでその後孤児院だかにってとかセリフで説明されたり、この姉弟が実は…だった。というほうが気になってしまって、この映画が始まる前の人生を描いてほしいなということが気になってしまうものでした。というのでつまり話が面白くないので、キャラクターの人生を考えてしまいながら見ていました。

 クライマックスも予想通りの真相があって、そこから追いかけっこがあってというのもそんなに盛り上がらなかったです。確かに映像美はカッコいいですが、やっぱり映画はお話が重要なんだなと勉強になる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/01/18 TOHOシネマズ川崎

監督ギレルモ・デル・トロ 
脚本ギレルモ・デル・トロ 
マシュー・ロビンス 
出演ミア・ワシコウスカ 
トム・ヒドルストン 
ジェシカ・チャステイン 
チャーリ・ハナム 

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