映画【新宿スワン】感想(ネタバレ)

shinjuku-swan
スポンサーリンク

●こんなお話

 新宿歌舞伎町で【クローズZERO】のヤンキーが大人になった【クローズZEROその後】みたいな話。

●感想

 新宿歌舞伎町に流れてきた主人公がスカウトマンにスカウトされて自らスカウトマンになって「自分がスカウトした子には幸せになってほしいッス!」という行動の動機で一転突破していきます。

 主人公がスカウトマンとしてのしあがっていく描写はそこそこに主人公が働くスカウト会社とライバルとの抗争が起こっていく展開が中盤まであって、そこからヒロインが登場してカタキ役に強制労働させられて麻薬漬けまでされてしまうのを救出しようとする展開。

 140分という長さですが、次から次に展開していくので退屈はしなかったですが。どれもが中途半端であっさり終わってしまうように思えました。とくにカタキ役との決着の仕方なんてヒロインを麻薬漬けにしているのに「また喧嘩しような」なんて主人公許しちゃうし。幹部たちも頭がいいのか悪いのかよくわからなかったです。
 登場人物が多いので狂犬の何とかさんとかがカタキ役を怪しむのとか主人公が関係のないシークエンスがあったりして、ちょっと散らばりすぎなストーリーだと思いました。会長さんとか何者だったのか謎でした。

 スカウトマンの物語で行っていたのが、後半は学生時代の因縁の展開になってどっちつかずになってしまった印象の映画でした。

 ファンタジーとしてみれば面白いのかな? と思いました。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/06/01 TOHOシネマズ南大沢

監督園子温 
脚本水島力也 
鈴木おさむ 
原作和久井健
出演綾野剛 
山田孝之 
沢尻エリカ 
伊勢谷友介 
金子ノブアキ 
深水元基 
村上淳 
久保田悠来 
真野恵里菜 
丸高愛美 
安田顕 
山田優 
豊原功補 
吉田鋼太郎 

コメント

タイトルとURLをコピーしました