映画【ローリング・サンダー】感想

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●こんなお話

 ベトナム戦争の帰還兵が妻子を殺されて、戦友とリベンジの旅に出る話。

●感想

 捕虜収容所から戻ってきたベトナム帰還兵の2人。歓迎式典が行われるけど主人公たちは無表情。ここから怒涛の悲劇の連続で、まず主人公の奥さんは警官と良い仲になってしまっている。成長した息子も心開かず、妻と息子とは距離ができてしまっている。ここで奥さんから浮気したことを告白されても無表情で特に反応を示さない主人公。映画全編何事もないかのような態度なのが、いかにベトナムの捕虜収容所で生き残ったとはいえもう死んでいるかのような男だというのがわかります。
 そして式典で銀貨をもらったことからメキシコの男たちに家を襲撃され片腕を失くし、妻子も殺される。

 ここから主人公の復讐の旅が始まり、わずかな意識の中で聞いたメキシコ人の名前と店の名前を頼りに犯人を捜していきます。この道中で一緒になる女性もいて。
 ここでカッコいいのは、主人公が義手で拳銃を操作できるように練習したりショットガンの銃身を短くしたりして。犯人を知っている男を拷問して口を割らせていく。

 そして犯人グループを見つけて、かつての部下であるトミー・リー・ジョーンズ演じる男の元へと行く。「見つけたぞ」「どの武器にしましょう」とあうんの呼吸で犯人たちがいる売春宿へ殴り込みにくというカッコよさ。
 クライマックスはもはや殺戮。

 すべてが終わっても爽快感なんかはいっさいなくて、帰っていく男たちの渋さだけが残る映画で最高でした。 

☆☆☆☆

観賞日:2013/11/27 DVD

監督ジョン・フリン 
脚本ポール・シュレイダー 
ヘイウッド・グールド 
原作ポール・シュレイダー 

出演ウィリアム・ディヴェイン 
トミー・リー・ジョーンズ 

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