映画【ブラック・ファイル 野心の代償】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 製薬会社の社長さんを訴えようとする弁護士さんが酷い目に遭う話。

●感想

 豪華キャストで彼らの競演を楽しむ映画で画面が暗くて雰囲気がカッコいいのもよかったです。

 ただよさはそれだけでした。主人公が学生時代の女の子とSNSで再会して、彼女が悪い製薬会社の社長の恋人で悪い証拠を持ってるってんで、それを証拠に訴えようとしたらその彼女さんが殺されて…。

 最初は若い弁護士がアル・パチーノ演じるベテラン弁護士とともにアンソニー・ホプキンス演じる大企業の社長さんに妨害されながらも挑むというものなのかと思いきや、1人の女性の死により主人公が濡れ衣着せられての逃亡劇になってしまって、最初の訴訟うんぬんは全く持って関係なくなってしまって、話が一体どこに向かっているのかわからなかったです。イ・ビョンホン演じる謎の男もまさかの謎の男のままで終わってしまっていました。殺し屋なのかなと思いきや企業の被害者なのかと思いきやそうではないらしいと一体何者だったのだろうか。

 話をこねくりまわした結果、登場人物の動機が無茶苦茶になってしまって、映画の最初と最後で一体どういう心境の変化は全くわからず。主人公の奥さんの最後の告白とかも大どんでん返しというより無茶苦茶な展開すぎて、余計にしらける告白で一体この映画は何だったのだろうと見ている間終始考えてしまう悲しい映画でした。

鑑賞日: 2017/04/21 Blu-ray

監督シモサワ・シンタロウ 
脚本アダム・メイソン 
サイモン・ボーイス 
出演ジョシュ・デュアメル 
アル・パチーノ 
アンソニー・ホプキンス 
イ・ビョンホン 

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