映画【愛しのアイリーン】感想(ネタバレ)

Itoshi no Irene
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●こんなお話

 田舎の過疎化に国際結婚に介護に差別や偏見とかいろんな日本の問題が詰め込まれた話。 

●感想

 登場人物のほとんどに感情移入できないような人間たちの集まりでガンガンモザイクがかかる演出も劇薬映画に仕上がっていて楽しい映画でした。 

 人生を生きるのが不器用すぎる人間たちで、どうしてこうなっちゃうのかと見ていると最初は笑ってみていられるけど、しだいに悲しくなって行くという不思議な構成でした。性や生、暴力やエロスをこれでもかと描いていて好みは別れると思いますが、役者さんたちの熱演で引っ張られていく映画でした。 

 ただ描かれることがヘビーなうえに登場人物が基本叫び続ける130分なので、中盤でグッタリしてしまう映画でも個人的にはありました。それに猟銃の管理ってこんなに適当なんだとびっくりする映画でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2018/09/20 TOHOシネマズ川崎

監督吉田恵輔 
脚本吉田恵輔 
原作新井英樹
出演安田顕 
ナッツ・シトイ 
河井青葉 
ディオンヌ・モンサント 
伊勢谷友介 
木野花 

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