映画【ブレイキング・ニュース】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 強盗団を追いかける警察がマスコミのイメージアップ作戦とかもやる話

●感想

 警察が張り込みをしているけど犯人側にバレて銃撃戦開始。その最中に制服警官が両手を上げて降伏してる映像をマスコミに撮られてイメージダウン。

 そのため武装強盗が立て籠もるビルでの捜査に警官にカメラをつけてその映像を編集して警官のイメージアップを図るのをやっていこうとする。それと並行して現場の熱血警官が上司の言う事聞かずに部下を連れてガンガン、ビルに突っ込んでいくのとか。犯人側も警官から逃れながら人質を取って立てこもる。さらに同じビルに殺し屋グループもいて彼らと同じ部屋に立て籠って同じ釜の飯を食べる。

 犯人グループが警察発表では捜査が上手く行ったり殉職した警官を英雄に仕立て上げたりしてるけど。それとは違って上手くいっていないとネットに映像を発表してイメージダウンをはかったり。そして強行突入しての銃撃戦があったりしつつ。犯人側が人質を手りゅう弾で巻いて陽動させて犯人のリーダーは逃走。

 それを追いかける主人公たちだけど、広報官が人質に取られて熱血警官が射殺しておしまい。

 みんなが同じ釜の飯を食べたらもう仲間。というジョニー・トー監督作品らしさがあってよかったです。そして何より冒頭の長回しでの銃撃戦が最高です。90分くらいの上映時間のうちほとんどんが撃ちまくっている火薬の量もすごかったです。最後の最後に強盗犯が殺し屋の仕事を請け負って殺し屋が強盗の仕事を請け負おうとするくだりとかが熱いものでした。

 登場人物の背景とかよりひたすら事件だけを追う構成も突き抜けていてよかったと思います。PTUやOCTBにCIDなどの香港警察のチームの名称が複雑なのが分かる1本でした。

☆☆☆

鑑賞日:2023/05/10 DVD

監督ジョニー・トー 
脚本チャン・ヒンカイ 
イップ・ティンシン 
出演ケリー・チャン 
リッチー・レン 
ニック・チョン 
ラム・シュー 
ヨウ・ヨン 
マギー・シュウ 
サイモン・ヤム 
リー・ハイタオ 
ホイ・シウホン 
チョン・シウファイ 
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