映画【インビクタス 負けざる者たち】感想(ネタバレ)

invictus
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●こんなお話

 マンデラさんが大統領に就任して、白人と黒人で分断されていたのがラグビーを通して今までの対立を赦して一体となっていく話。

●感想

 学校の授業とかで見るかのような教科書のような映画でマンデラさんが大統領に就任して白人たちは戦々恐々していて黒人たちも映画が始まる前までの時間で白人たちに迫害されていて、お互い不信と対立がまだ残る中、マンデラ大統領のリーダーシップのもと互いに認めあっていくという人間の愚かさと素晴らしさ両方を見られる映画でした。

 マンデラ大統領はブレずに強い信念で行動していって、それに影響されていく周りの人たち。というのを見せていく構成で、大統領のボディガードも黒人たちと白人たちで対立していたのがしだいにラグビーで盛り上がって行ったり、ラグビーチームも最初は優勝とか無理と言う感じだったのが、大統領のバックアップもありしだいに国中の期待を一身に背負って、しかもそれをやり遂げるというカタルシスが凄かったです。南アの国民たちと一緒にラグビーチームを応援して試合の残り時間が終わるまでじっと耐えてしまうものでスポーツものとして盛り上がる映画になっていてよかったです。

 よくできていて素晴らしいですが、130分で和解していくためには仕方ないとは思いますが、欲を言えば東女人物みんな物わかりがよくてあっさりと和解していく印象なのが薄味に感じてしまいました。

 とはいえ、ラグビーシーンが綺麗でルールがわからなくても盛り上がる撮り方になっていてよかった映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2019/09/21 NETFLIX

監督クリント・イーストウッド 
脚本アンソニー・ペッカム 
原作ジョン・カーリン 
出演モーガン・フリーマン 
マット・デイモン 
ザック・フュナティ 
グラント・L・ロバーツ 
トニー・キゴロギ 
マルグリット・ウィートリー 
スコット・イーストウッド 
ラングレー・カークウッド 
ボニー・ヘナ 
ショーン・キャメロン・マイケル 
ジュリアン・ルイス・ジョーンズ 

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