映画【ドローン・オブ・ウォー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ラスベガス近郊の米軍基地でドローンを遠隔操作で空爆をしている軍人の息苦しい日常を描いた話。

●感想

 上空3000メートルだかからタリバン関係者とみられる人物たちを爆撃していく日々の緊張感、子どもや無関係だと思われる人たちも爆撃していだろうという罪悪感を淡々と映し出していて息が詰まる映画でした。

 テレビゲームみたいに爆撃機を操作して仕事を終えると家に帰って家族とバーベキューをして…。その日常も上空からの俯瞰映像が時折差し込まれて、主人公も空を見上げる。基地で見ている爆撃機の映像と重なって、自分たちも狙われているのではないかという恐怖。

 それで、奥さんともぎくしゃくしていってお酒におぼれていって…。CIAの命令で攻撃する日々が続いて疲弊していって、とうとう命令を無視してしまうけど、爆撃機からいつも見ていたレイプ犯を見つけて…。というエンディング。1人の男を冷淡に見つめていて、大きなうねりはないですが作品でよくできていると思いました。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/05/05 DVD

監督アンドリュー・ニコル 
脚本アンドリュー・ニコル
出演イーサン・ホーク 
ブルース・グリーンウッド 
ゾーイ・クラヴィッツ 
ジャニュアリー・ジョーンズ 
ジェイク・アベル 

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