●こんなお話
自然は大切な生き方をする人たちの話。
●感想
「森は大切、人間が環境破壊する」というメッセージは現代社会に生きる者として承知して生きていて、そういったことを改めて考えさせてくれるような内容ならよかったですが、正直、説教くさくて、むしろ嫌になる内容だったと思います。
自然と触れ合うことが大好きな主人公がデザイナーの仕事にありつくけど、パクられちゃったり厳しい経験を積んでいく。
チームものとしてスポ根ものとしての面白さはあまりなくて、主人公が好意を持っている男性を追いかけてエチオピアに行って、そこで男性が砂漠を緑化する活動を一緒に行ったりして、どのエピソードの比重も同じペース配分で描かれているため散漫な印象を受けました。そのため主人公が危機に陥ろうがそれを何とか突破しようが、あまり盛り上がることがなかったです。映画としてのクライマックスであるフラワーショーの結末とかも一体何だったんだろうと考えてしまうものでした。
自然を綺麗に映したりしていてテクニックな映像で自然を愛でる映画にはなっていると思いますが、人間ドラマとしては弱く感じてしまう1本でした。
☆☆
鑑賞日: 2016/07/28 チネチッタ川崎
リンク
監督 | ヴィヴィアン・デ・コルシィ |
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脚本 | ヴィヴィアン・デ・コルシィ |
出演 | エマ・グリーンウェル |
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トム・ヒューズ | |
クリスティン・マルツァーノ |
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