映画【シング・ストリート 未来へのうた】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 好きな女の子ができて、その子を振り向かせるためにミュージックビデオを作ろうと頑張る男の子たちの話。 

●感想

 両親が不仲で息がつまりそうな家庭環境で、しかも転校先の学校では暴力いじめっ子がいたり、保守的な先生がいたりして大変な生活だけど。ある日、好きな女の子ができてその子にミュージックビデオに出てもらうと話しかけちゃったので、急きょバンドを作ることになる。この好きなことに打ち込む姿は万国共通の面白さがあってよかったです。仲間集めも面白いですし、なにより音楽が良いのでそれを聞いてるだけで幸せな気持ちになる映画でした。帰りにサントラを聞きたくなること間違いなかったです。 

 仲間を集めて音楽を作ってそれを発表して、敵であったいじめっ子や先生たちも音楽の力で変えていく。衣装とかも変わっていって成長ものの王道の面白さをついていてよかったです。個人的には、彼女が来てくれると期待してミュージックビデオを作るところの妄想のミュージックビデオでみんなが集まっての歌唱シーンが感動しちゃいました。そしていじめっ子が素直に雑用をしている姿がさりげなく映ってるのもほほえましかったです。 

 けど、惜しむべきは映画の中で、お兄ちゃんがいろんなアルバムを引っ張り出して主人公にアドバイスしてそれを元に曲を作ったりしているので、当時のイギリスの曲を知っていたらもっと楽しめると思える映画でした。 

 とはいえ、頑張る主人公たちを素直に応援できて面白かったです。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2016/07/13 川崎チネチッタ  2017/04/11 Blu-ray

監督ジョン・カーニー 
脚本ジョン・カーニー 
原案ジョン・カーニー 
サイモン・カーモディ
出演フェルディア・ウォルシュ=ピーロ 
ルーシー・ボイントン 
ジャック・レイナー 
マリア・ドイル・ケネディ 
エイダン・ギレン 

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