映画【クラス・オブ・1999/処刑教室2】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 【ウォリアーズ】みたいな不良軍団VS【ターミネーター】みたいな教師たちの戦いの話。

●感想

 軍用として開発されたロボ教師たちが調子乗った若者たちをボッコボコにしていくという設定がカタルシスを得られるもので設定の面白さが最高でした。それにプラスしてロボ教師たちが使う武器のロケットや火炎放射やボロボロになったロボ教師の特殊メイクとかも最高でクライマックスで皮膚の下からロボット部分が出てくる映像表現とか素晴らしかったです。

 歴史教師、体育教師、化学教師のロボットたちは魅力的ですが。主人公を始めとする人間サイドが恐ろしく魅力が少なくて、彼らが不良同士の内輪もめしようが。クライマックスでみんなで協力してロボ教師たちと戦おうが正直そこにドラマ性を感じることがないのが残念な映画でした。ロボットも人間側も両方魅力的であればもっと楽しい映画だと思いました。

 ロボ教師たちが殺人をいとわない授業を行って不良たちを応援したくなりますが、よくよく考えると主人公以外は、犯罪集団で因果応報なのではないかと考えてしまう映画でした。

 1999年が近未来というのが時代を感じる映画で面白かったです。

☆☆☆

鑑賞日: 2019/10/04 DVD

監督マーク・L・レスター 
脚本C・コートニー・ジョイナー 
ミッキー・エヴァンス 
出演ブラッドリー・グレッグ 
トレイシー・リン 
ステイシー・キーチ 
パム・グリアー

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