映画【青空エール】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 名門吹奏楽部に入った主人公と野球部に入った好青年のそれぞれ部活に悩む話。

●感想

 1人が吹奏楽部、1人が野球部に入部して1年の時に挫折をして、それを経て3年生で甲子園を目指す野球部と野球部を応援する吹奏楽部というのがクライマックスに向かっていきます。 

 王道の青春映画なのかもしれないですが、いかにも安易で見ていて恥ずかしいシーンの連続でイマドキの高校生とかはこういう映画を見て感動するのかと自分との感覚の違いにカルチャーショックを受ける作品でした。 

 上手くなりたいと主人公が顧問の先生にマンツーマンで習うところとか朝から晩まで同じフレーズ吹きすぎなんじゃないかとか手を怪我した先輩がメンバーから外されていじけて引きこもったところをみんなで押し寄せて説得にあたるというのは迷惑千万なんじゃないのかとか、そしてそこで先輩を外したリーダーも現れて「戻ってこい」みたいなさっきと言ってること真逆で情緒不安定にしか見えないとかそして結局戻ってくるとかまるごとそのエピソードカットしても問題ないような構成に疑問でした。吹奏楽の部員たちが主人公とかをなじったりして、そういう部員たちがいる名門校って絶対強くなれないだろうと思ってしまう無茶苦茶な吹奏楽部でした。 

 ちょっとステレオタイプな展開にキャラクターにと薄っぺらさが際立ってしまう映画で残念でした。 

鑑賞日: 2017/09/11 NETFLIX

監督三木孝浩 
脚本持地佑季子 
原作河原和音
出演土屋太鳳 
竹内涼真 
葉山奨之 
平祐奈 
志田未来 
上野樹里 

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