●こんなお話
ロサンゼルスで大噴火が起きて、災害時に立ち向かう人々の話。
●感想
「大都会で噴火が起こったら」というワンアイデアで災害という天災のときに今までの利害関係を乗り越えて助け合う姿が感動的でした。灰をかぶって全員が真っ白になって人種が関係なくなるエンディングもよかったです。
開始早々にすぐに異変が起こり始めて、噴火が起こってパニックになってという早い展開なのもよかったとは思いますが、その分、キャラクターの紹介が広く浅くなっているので、自己犠牲の精神を発揮して退場していく人たちにこれといった感動を受けることがなかったです。ビルを爆破するために、ビルに挟まれて動けないのに爆破を許可する隊員2人も名前すらわからない人なので、誰ですか? 状態でした。地下鉄救助シーンもこの映画の盛り上がりどころだとおもいますが、そこでも自己犠牲を発揮する人もそこまで命を懸ける理由ってなんだろう? とおもいながら見てました。
ハリウッドのディザスタームービーらしく映像の迫力で押し通す正攻法の映画でしたが、解決の方向へ向かう後半とかはご都合主義な展開が目立って、しだいに盛り下がっていくのが残念でした。
とはいえ、ディザスターものらしい群像劇として100分間飽きずに見ることができました。
☆☆☆
鑑賞日: 2017/08/27 Amazonプライム・ビデオ
リンク
監督 | ミック・ジャクソン |
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脚本 | ジェローム・アームストロング |
ビリー・レイ |
出演 | トミー・リー・ジョーンズ |
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アン・ヘッチ | |
ギャビー・ホフマン | |
ドン・チードル | |
ジャクリーン・キム | |
キース・デイヴィッド |
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