映画【つばさ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 飛行機乗りに憧れる青年たちが戦場に向かってドイツ軍と戦ったり、女性たちと片思いの矢印が入り乱れる話。

●感想

 1917年に空を飛ぶ飛行機を見上げて憧れる主人公の青年がいて、その青年と仲良くしゃべる女性。彼女は主人公のことが好きらしい。街の資産家の息子さんもいて彼のところにいる女性がいて、その女性のことを主人公は思っている。片思いが入り乱れてます。

 そしてその男性2人が戦場へ向かうことに。ペンダントを持ったり熊のぬいぐるみをお守りに持っていたり。ここから新兵ものとして鬼軍曹的な上官に鍛えられながらパイロットとして訓練して、ヒロインも運転手として志願する。

 パイロットの訓練で事故が起こって亡くなる人がいて主人公たちはショックを受けたりしつつ、初めての任務でドイツ軍のエースパイロットと合戦になって追いかけまわれて大変な思いをしたりして鍛えられていく。

 1927年制作の本物の飛行機の映像の迫力が圧巻で普通に錐もみ状態になって落ちていく飛行機、とかを見ていると心配になりました。

 あっという間にベテランの域になってフランス、パリで遊んだりしますが。このときの酔っぱらって泡がいろんなところに出てきたりする描写はなかなかトリッキーで面白かったです。ドイツ軍のでかい爆撃機のコーダなる飛行機と戦いますが、これも大きさが凄いことになっていました。

 喧嘩をしたまま主人公たちは実戦へ出て、案の定、2人ともピンチになって1人は敵の気球を撃墜して1人は撃墜されて敵地に墜落してしまう。何とかドイツ軍の飛行機を盗んで飛び立つ。地上戦が激しい中、もう1人の主人公は暴れまわっているとドイツ機を見つけて撃墜する。するとその相手は…。という悲劇。

 戦争シーンは本物感いっぱいの臨場感で圧倒されて日常シーンは結構コミカルでそのふり幅に戸惑ったり流れる音楽が結構軽かったりしますが、アカデミー賞受賞も納得の映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2022/02/21 Amazonプライム・ビデオ

監督ウィリアム・A・ウェルマン 
脚本ジョン・モンク・ソーンダース 
脚色ホープ・ロアリング 
ルイス・D・ライトン 
出演クララ・ボウ 
チャールズ・バディー・ロジャース 
リチャード・アーレン 
ジョビナ・ラルストン 
ヘンリー・B・ウォルソール 
ジュリア・スウェイン・ゴードン 
ゲイリー・クーパー 
エル・ブレンデル 
ガンボート・スミス 
リチャード・タッカー 
アルレット・マルシャル 
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