映画【ミラベルと魔法だらけの家】感想(ネタバレ)

●こんなお話

　ファミリーみんなが魔法を持ってるのに主人公だけが持っていないのが悩みだけど、それを乗り越える話。

●感想

　回想で主人公ミラベルの一族がどうやって魔法を手に入れたのかという回想からスタートしておばあちゃんの旦那さんが敵から身を挺して守ったことをきっかけに奇跡のロウソクが誕生する。

　そして魔法に守られた村ができて、主人公たちの日常が歌にされて主人公がファミリーの紹介をして能力を説明してきます。そして主人公の能力はなあに?　という茶々が入るけど、どうやら主人公には能力がない。一番下の息子さんが超能力を受ける通過儀礼がまもなくあるので、主人公は邪魔する的な酷い扱いを受けるのが辛いです。

　弟の儀式の日にパーティーをしていると主人公が家が崩れるビジョンを見て祖母に報告するけど信じてもらえない。姉とかも何か事情を知っている様子だったりして、壁の裏に通路があってそこに入っていくと家から追い出されたブルーノおじさんという人物が住んでいたことが判明して未来を予知する能力を使って、過去に辞めた余地の続きを見せてもらう。姉とハグで和解すべしというお告げを受けて、それを実行しようとする。けどそうは簡単にはいかずに逆効果になってしまって、家が崩れ始めて主人公は落ち込む。すると今まできつくあたってきた祖母が昔語りをして和解。そして魔法が消えたファミリーを村の住民たちが手伝い家を再見する。主人公がドアノブを最後につけると魔法が復活して、みんなハッピーという。

　魔法とか超能力は私利私欲に使ってはいけなくて社会福祉のために使うというのが当たり前なディズニー作品だと思っていましたが、超能力を持つがゆえのプレッシャーとか悩みみたいなのが語られるのは意外でよかったです。

　ちょっと祖母との対立と和解があっさりしすぎで拍子抜けに感じてしまうのとスピード感重視のためか全体的にあっさりしすぎな印象でした。

　とはいえ安定のピクサーディズニー作品で映像はカラフルでポップで見ているだけで飽きないですし、音楽や歌も効いていて楽しい90分でした。

☆☆☆

鑑賞日:2022/02/28　Disney+