映画【釣りバカ日誌】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 四国から東京に転勤になった仕事より趣味の釣りが大好きなサラリーマンと社長業にストレスを感じている社長が出会って友情を結ぶ話。

●感想

 釣りをしている主人公の浜ちゃん。狙っていたクロダイを釣れて上機嫌。家に帰って奥さんのみち子さんと仲良く過ごして、出勤の時間だと釣りの服を脱ぐとスーツ姿になって出社する。東京へ転勤が決まって今の生活を楽しんでいた主人公夫婦は残念がるけど、東京へ行く。社長さんは毎日細かいスケジュールや会議にうんざりしている。

 社長が食堂でご飯を食べてると向かいに座った主人公から魚を丁寧に食べることを教えられて、顔が暗いと言われて釣りに誘われる。一緒に釣りをして楽しむ社長。

 この時のビギナーズラックで社長が連れて師匠の主人公が釣れないという定番だとは思いますが、ギャグとして楽しく。その後も何度か釣りシーンが出てきますが、毎回社長のほうが釣れるというギャグの繰り返しが楽しいです。社長を家に誘って人生相談をしたりしているうちに社長も生き生きとしていく。主人公は会社では上司に怒られたりしてるけど、西田敏行さんの明るさがそのまま出ているかのようなキャラクターで周りの社員とのドタバタまでもいかないけどおかしいやりとりが楽しいです。

 社長が主人公に連絡を取るように部下に言うと、その電話番号は自分のところの会社の番号だと気づいて自分の会社の部下だと知る。主人公は知り合った老人が社長だとも知らずに接して、会社にたまたま来た主人公の奥さんと社長が出会って、本当の自分の身分を話すと「自分たちのことをバカにしていたのか」と落ち込む奥さん。主人公も社長のために仕事をあっせんしたりしてたけど、本当のことを知って落ち込む。社長の釣りの誘いがあるけど断ったり。

 そして東京への転勤はミスだとわかって、高知に戻ることになって同僚たちに万歳三唱を受けながら夫婦で新幹線へ。別れの挨拶をしてないことを悔やんだ主人公は社長に別れを告げてお互い挨拶する。

 まさかのオチが普通に電話で話す。というめちゃくちゃ地味な終わり方で凄かったです。それにしても日本の平和なサラリーマン生活が楽しく、趣味に生きることができて奥さんともラブラブで幸福度の高い生活を楽しく見られて面白いコメデイ映画でした。

☆☆☆☆

鑑賞日:2022/02/20 NETFLIX

監督栗山富夫 
脚本山田洋次 
桃井章 
原作やまさき十三 
北見けんいち 
出演西田敏行 
石田えり 
谷啓 
山瀬まみ 
戸川純 
園田裕久 
笹野高史 
前田武彦 
児玉謙次 
大塚国夫 
名古屋章 
鈴木ヒロミツ 
江戸家猫八 
アパッチけん 
丹阿弥谷津子 
三國連太郎 
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