映画【ピエロがお前を嘲笑う】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 1人のハッカーが逮捕されて、彼が語る犯罪の話。

●感想

 二転三転するストーリーに映画にいろいろ仕掛けられたトリックで話を引っ張っていくトリッキーな映画で100分間楽しめました。

 主人公のハッカーが捕まっていて、女性捜査官に自分の過去を語ってその回想がメインで、彼がハッカー集団を作って犯罪を犯してそれがネット上で話題になるけど、自分たちが尊敬するハッカーと接触しようとするけど全く相手にされず、フラストレーションがたまる日々。やっとこさ接触できたと思いきや、そのハッカーにはめられて自分たちが殺人の犯人にされちゃう。そして仲間たちも殺されちゃったので、証人保護プログラムで守ってほしいと自首してきた主人公。けど女性捜査官は何やら主人公の話はどこかおかしいと疑い始めて……。

 ハッキング。という行為を魔法のように描いていてなんでもできちゃう面白さ、でほとんど反則技という感じに見えちゃって、これといって全部が主人公から明かされてのカタルシスはこれといって感じられずに見ている間はスピード感で見ることができましたが、見終わっての爽快感みたいなものが感じられずに残念でした。トリッキーな構成で見せるのではなく主人公の青年が凄腕ハッカーになっていくという青春ものの王道として正攻法として見せてくれた方が個人的には好みの映画でした。

 ハッキングって何でもできるんだと勉強になる映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/02/10 DVD

監督バラン・ボー・オダー 
脚本バラン・ボー・オダー 
共同脚本ヤンチェ・フリーゼ 
出演トム・シリング 
エリアス・ムバレク 
ボータン・ビルケ・メーリング 
アントニオ・モノー・Jr. 
ハンナー・ヘルツシュプルンク 

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