映画【ウォーリー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ゴミだらけの地球で一人ぼっちで動き回る掃除ロボットが、地球に調査にやってきたロボットに恋をしてそのロボットのために動き回る話。

●感想

 誰もいない地球の俯瞰映像からゴミを圧縮して片付けて、気になったものは宝物として寝床に持って帰る主人公のロボットの台詞がない日常シーンから素晴らしくて、映像の圧倒的パワーにやられてしまうツカミでした。
 そしてある日、地球に何かを探しているロボットと出会って、そのロボットと一緒に過ごすモンタージュ。この時点で台詞すらないこの2台に感情移入してしまう作り。

 植物を発見して宇宙船へと行ってしまうヒロインを追いかける主人公という展開から話のテイストが変わって、ただただヒロインを救出するシーンの活劇。宇宙船内でいろんなロボットと出会い味方になったり追いかけられたり。
 ここから主人公がロボットより「生き残りたいんじゃない。生きたいんだ」とだらけた生活を送っていたけど、地球のことを知りたい知識欲にかられた船長が主人公みたくなって、船長が支配されてたロボットに反抗するという展開になって、それはそれで面白いですがテイストが変わってしまって、ちょっと受け付けない感じでしたが。

 感動的な台詞や涙が流れないのに、主人公のロボットたちを応援したくなる映画で面白かったです。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2015/03/01 DVD

監督アンドリュー・スタントン 
脚本アンドリュー・スタントン 
ジム・リードン 
出演(声)ベン・バート 
エリッサ・ナイト 
ジェフ・ガーリン 
フレッド・ウィラード 
マッキントーク 
ベン・バート 
ジョン・ラッツェンバーガー 
キャシー・ナジミー 
シガニー・ウィーバー
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