映画【リアル・スティール】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 ロボットボクシングで生活する父と子の話。

 詳しいあらすじ解説はMIHOシネマさんの映画ブログにて

●感想

 迫力のロボット同士のぶん殴りあいが面白くて、ヘビー級の戦いが見られるだけで満足の1本でした。話も父子ものの王道を行く展開で老若男女全員が安定的に楽しめる内容だと思いました。

 ただその分、新鮮さや突き抜けた面白さをあまり感じられない部分でもあり、かつ個人的には主人公の子どもが小生意気な人間にしか見えず、彼がマイクパフォーマンスしたりダンスしたりと映画の中では盛り上がっていましたが、彼が何かするたびにゲンナリしてしまうという単純に苦手なキャラクターで、その部分が大きいため、全体的に盛り上がらなかったです。

 それにロボットボクシングの勝った負けたのロジックをもっとしっかり描いてほしくて、なぜ王者のロボットにおんぼろロボットが勝てるのか負けるのかというところをスポーツ映画としての映画内リアリティで説得して欲しかったです。

 それにこの内容で130分はチト長くて、1幕目が30分近くとじっくりとられていて、ちょっと冗長に感じてしまう内容でした。

 とはいえ、日本リスペクトしたロボットたちのボクシングと親子の絆深めものとして楽しい映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2020/02/19 WOWOW

監督ショーン・レヴィ 
脚本ジョン・ゲイティンズ 
原作リチャード・マシスン
出演ヒュー・ジャックマン 
エバンジェリン・リリー 
ダコタ・ゴヨ 
アンソニー・マッキー 
ケビン・デュランド 
ホープ・デイビス 
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