映画【皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 謎の廃棄物を浴びたチンピラが怪力を手に入れて世のため人のためにその力を使おうと決心する話。 

●感想

 スケールも大きくなくかといって安っぽさもなく小さな世界感のスーパーヒーローもので楽しむことができました。怪力を手に入れた男が最初はATMを盗んだり私利私欲のために動いていたのが、ヒロインと出会ってしだいに変化していく姿が描けていたと思います。 
 ただ主人公よりもこの映画はカタキ役の方が魅力的で、ユーチューブで目立ちたいという理由で主人公に嫉妬したり、犯罪組織だけど下部組織で上からの締め付けがきつくてしだいに追い詰められていくけれど、スーパーパワーを手に入れようとして…という展開が結構カタルシスを覚えるキャラクターでよかったです。 

 クライマックスは爆弾を持っての追いかけっこというのがちょっと地味で盛り上がらなかったですが、日本のアニメにオマージュを捧げているのも好感のもてる1本でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2018/04/11 DVD

監督ガブリエーレ・マイネッティ 
脚本ニコラ・グアッリャノーネ 
出演クラウディオ・サンタマリア 
ルカ・マリネッリ 
イレニア・パストレッリ 

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