映画【太陽の王子 ホルスの大冒険】感想

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●こんなお話

 太陽の剣を持った少年が旅に出てとある村に行って、そこで悪魔と戦う話。 

●感想

 冒頭の狼とのバトルから躍動感いっぱいのアニメーションでよかったです。一気につかまれるスタートでした。 

 序盤は大きな魚とかを退治したりして、主人公の少年の活劇的要素が多いですが。映画のほとんどはヒロインのヒルダというキャラクターの葛藤や憂鬱がメインで、しかもそれの心象的シーンが続いたりするのがこの時代のアニメとしてはかなり先進的だったのではないのだろうかと感じる部分でした。悪魔の妹としての悪魔側につくのか人間側につくのかを延々と悩んでいました。 

 ただ中盤の狼襲撃シーンとかがいきなり静止画になるのとか戸惑いましたし、爽快感に欠ける展開でどんよりした展開が多いのは個人的な好みではなかったです。それに見た時代が悪かったのか、公開当時に見ていれば面白かったと思いますが、現代の目で見てしまうとどのキャラクターも紋切型に見えて面白みがなかったです。そのぶん、そういうキャラクターの原型を作ったという凄さも感じる映画でした。 

 とはいえ、80分の短さでテーマもぎゅっと詰め込んであってアニメの勉強としても楽しめる作品でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2018/04/07  Amazonプライム・ビデオ

演出高畑勲 
脚本深沢一夫 
出演大方斐紗子 
平幹二朗 
市原悦子 
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