映画【余命10年】感想(ネタバレ)

The Last 10 Years
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●こんなお話

 難病で余命10年と言われている主人公が恋をしないと決めてるけど運命の人と出会ってからの人生の話。

●感想

 2011年、ベッドに横になってビデオカメラの映像を見ている女性の横で話す主人公、ビデオカメラをもらい受ける。2013年になって入院していた主人公が退院して主人公が肺高血圧症という病気だというのが画面に映るメモとからわかって、両親がいて姉がいての家庭環境。

 中学の同窓会があって行ったら東京組の男性2人と出会う。坂口健太郎さんは両親と上手くいっていなくて荒れた一人暮らしを送っていて、窓の外から飛び降り自殺を図って両親ではなく主人公に連絡が来る。自分の命を大切にしない坂口健太郎さんに小松菜奈さん怒る。

 検査で病院に来た主人公を目撃する坂口健太郎さん、後日、謝罪の飲み会で主人公の母親が病気だったんだと勘違いしながら謝罪。主人公は友達のツテで出版社でライターとして働いて坂口健太郎さんも居酒屋でバイトしていつか独立の夢を語って友達たちと楽しく充実した日々のモンタージュ。

 友達同士は交際したりするけど、主人公は自分の病気のこともあり距離が縮まらない。スノボに一泊二日で行って結ばれるけど、翌朝、坂口健太郎さんを置いて帰ろうとしてしまう主人公。余命わずかだと告白して別れる。

 入院して弱っていく主人公。坂口健太郎さんは居酒屋で独立して頑張る。主人公は病室で小説を書いて頑張る。居酒屋オープンして店じまいををしていると友人が置いていった主人公の小説を置いて手を止めて読み始める。そして心臓マッサージを受けるまでになった主人公、走る彼氏。

 病室で語りかける彼氏、目を開ける主人公。時が過ぎてビデオカメラを手にした彼氏が2人の思い出の桜並木を見上げておしまい。

 120分のうちのほとんどに音楽が流れて幸せな日々や思い出がモンタージュ流れてという中で病気が主人公たちを分断してしまうけど、それを乗り越えるという正攻法な作品で2人を応援してしまう1作でした。

 そして難病であまり外に出られず過保護な感じという説明だったけど、夕食中に連絡が入ったら外に出て居酒屋に来ちゃうとかの結構フリーダムな生活なのかなという家庭環境なんだと難病じゃなくても夕食中に連絡来て外に出るというのはあまりよくないのではないかと自分の価値観と違う家庭もあるんだなと勉強になる1本でした。

☆☆☆

鑑賞日:2022/11/06 Amazonプライム・ビデオ

監督藤井道人 
脚本岡田惠和 
渡邉真子 
原作小坂流加
出演小松菜奈 
坂口健太郎 
山田裕貴 
奈緒 
井口理 
黒木華 
田中哲司 
原日出子 
リリー・フランキー 
松重豊 
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