映画【アイリッシュマン】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 おじいちゃんヒットマンの回想の話。

●感想

 マーティン・スコセッシ監督作品の同窓会的なキャスティングだけでお腹いっぱいで彼らが同じ画面に映っているだけで大満足の1本でしかもギャング映画という好きな人には作られただけで1本でした。

 トラック運転手だった主人公がマフィアに偶然助けられたことを発端に彼らの命令にただサラリーマン的にしたがって行動して、どんどんと成り上がっていく。それを乾いた暴力シーンで見せていく王道のマフィア映画ギャング映画としてほとんどは展開していって、たくさん出てくる登場人物や主人公のモノローグに素早い展開で3時間30分中の3時間あっという間でした。アメリカ近現代史にもマフィアたちが絡んでいてニクソン大統領ケネディ大統領陣営に絡んで敵対してというくだりとかも興味深く見ることができました。またそういった一方、「お前が謝れ」「お前が先に謝れ」と子どもみたいな喧嘩をして殺し合いに発展していくという子どもみたな一面のマフィアたちも笑えて面白かったです。バカバカしい男たちと冷めた女性たちの構図もよかったと思います。アル・パチーノとロバート・デ・ニーロがパジャマ姿で語らうという友情深め合いシーンも楽しく見ることができました。

 そしてこの映画のメインで描きたかったのはラスト30分ではないかというくらい長い時間、主人公の老後や終末期の男を描いていて「人は年を取らないと時間の早さに気付けない」ということを言いたかったのかなと感じ取る映画でした。

 話の起伏とか演出とかは結構淡々としていて盛り上がりとかもそれほどないのにも関わらず3時間3本退屈せずに見ることができる力量と、全編出ずっぱりのデ・ニーロさんの凄さを感じる1本でした。

☆☆☆☆☆

鑑賞日: 2019/12/09 Netfilx

監督マーティン・スコセッシ 
脚本スティーブン・ザイリアン 
原作チャールズ・ブラント 
出演ロバート・デ・ニーロ 
アル・パチーノ 
ジョー・ペシ 
ハーヴェイ・カイテル 
レイ・ロマノ 
ボビー・カナヴェイル 
アンナ・パキン 

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