映画【蜘蛛の巣を払う女】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 天才ハッカーが核兵器を個人で扱えちゃうブツを巡ってテロ組織と戦う話。

●感想

 前作のミステリー作品とはうってかわってアクションものになっていて、結構戸惑う作品ではありましたが、続編としてこれはこれでアリなのかなと思える作品でした。

 ゲス男仕置き人として活動する主人公がいつも通り仕事をやろうとしたら、テロ組織との戦いになっていくのをカーチェイスや銃撃戦やハッカーとしての凄腕能力での脱獄だったり次から次にいろんな展開が起こって退屈はしなかったです。

 ただハッカーって何でもできるのかというなんでもかんでも情報が手に入って、遠隔で何でも操作できるのがもはやファンタジー映画のような活躍っぷりでした。
 それに主人公と双子との関係はあっさりと描かれるだけで深みがないので二人の対決にそこまでの盛り上がりを感じることができないのも痛かったです。それよりもみんなで開発品を奪い合うアクションものとしての要素が強かったです。ただ、アクションものとしてもスパイダーズなる敵の組織も最初は強そうに出てくるのの、だんだんと弱くなっていってしまうのもアクション映画としてはなんだかなーという出来でした。

 とはいえ北欧の景色の中での話は独特の雰囲気があって退屈はしない映画でした。

☆☆☆

観賞日:2019/06/06 Bul-ray

監督フェデ・アルバレス 
脚本フェデ・アルバレス 
スティーヴン・ナイト 
ジェイ・バス 
原作ダヴィド・ラーゲルクランツ
製作総指揮デヴィッド・フィンチャー 
出演  クレア・フォイ 
シルヴィア・フークス 
スベリル・グドナソン

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