映画【カリフォルニア・ドールズ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 女子プロレスのカリフォルニア・ドールズを率いてドサ周りをしている3人が、次第に名前が売れてチャンピオンになるまでの話。

●感想

 前半は主人公のマネージャーと女子プロレスラーが車で移動しながら、プロレスをしながら果たしてこの繰り返しでいいのかと悩みながらも日々をこなしていく。このマネージャーが野心的で汚い男ですが、不正だけは絶対やらなくて試合を盛り上げるプロレスLOVEな男でカッコいいです。

 そして何よりこの映画の1番の見所はクライマックスのチャンピオンとの試合。30分もリアルタイムで延々と試合が映し出されますが、この映画の観客がしだいに主人公タッグに熱狂していく姿が映し出されていて一緒になって盛り上がること間違いなく、おそらくスポーツ青春ものの映画としてはおそらく1番なんじゃないかと思える見事なクライマックスだったと思いました。レフリーもチャンピオンたちに有利の見方で圧倒的に不利でなかなか思い通りの試合運びができない。けど、主人公のマネージャーが試合をショーアップしていって、しだいに会場全体が主人公の味方になって……。という流れがお見事でこれぞスポーツ青春映画の王道で教科書な映画だと思いました。娯楽映画として最高の1本でした。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2016/01/13 DVD

監督ロバート・アルドリッチ 
脚本メル・フローマン 
出演ピーター・フォーク 
ヴィッキー・フレデリック 
ローレン・ランドン 
バート・ヤング 
トレイシー・リード 
ウルサリン・ブライアント 
クローデット・ニーヴェン 
クライド・クサツ 
ミミ萩原 
ジャンボ堀 
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