映画【ダンスウィズミー】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 催眠術かけられて音楽がかかると勝手に踊っちゃう主人公が催眠を解いてもらうためのロードームービーの話。

●感想

 日本語のミュージカルの不自然さを逆手に取った設定が面白かったです。主演の三吉彩花さんのダンス能力などの魅力もいっぱいでよかったです。

 ただ催眠術かかってしまって、ダンスを踊りたくて仕方ない体質になってしまって周囲に迷惑をかけてどうしたらそれを突破していくのか? という面白さは前半でなくなってしまって中盤からは逃げた催眠術師を追いかけるという展開になりますが。そこらへんから普通に女の子のバディものになっていきますが、それがどんどんと面白くなればいいですが、結構ゆるいコメディになっていて退屈な時間が多かったです。

 ストリートミュージシャンと出会って仲良く旅路を一緒にしたと思っていたら、その女の子が結婚式の披露宴で実は…という展開とかあおり運転をくらって怖いお兄さんたちに追いかけられて、いきなりお兄さん同士で揉め事が起こって喧嘩になるのかと思いきや、なぜかダンスバトルになってという展開とかも終始ゆるゆるでそういう雰囲気が矢口監督作品らしいかもしれないですが、なかなか辛い時間が多かったです。しかもあえての安っぽい雰囲気で撮られているのも個人的には楽しめない描写でした。

 宝田明さんのひょうひょうとしたお芝居が見られて大満足の1本でした。

☆☆

鑑賞日: 2020/01/01 DVD

監督矢口史靖 
脚本矢口史靖 
脚本協力矢口純子 
原作矢口史靖 
出演三吉彩花 
やしろ優 
chay 
三浦貴大 
ムロツヨシ 
宝田明 
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