映画【15時17分、パリ行き】感想(ネタバレ)

the-1517-to-paris
スポンサーリンク

●こんなお話

 実際に遭った銃乱射事件で犯人を捕まえた人たちの少年時代から事件までの話。

●感想

 映画のほとんどはテロを未然に防いだアメリカ人たちの幼少時代の出会いから友情を育み、先生たちから見放されながら夢に向かうけど挫折してというのを丁寧に見せていって、ヨーロッパ旅行での遊ぶ姿を長いこと映していって、人の役に立ちたいと頑張っていた主人公たちがテロに立ち向かう姿を描いていて、本人が演じているという圧倒的説得力もあわさっていて、クライマックスが終わってのフランス大統領に表彰されるシーンでよかったねと納得させる映画でした。 

 ただあきらかに実験的すぎて正直エンタメ映画としてはなかなか集中力がいる映画で、幼少時代はまだ劇映画として楽しく見ることができましたが。成長してからのヨーロッパ旅行はグダグダが長くて音楽もいかにもヨーロッパなものが流れてだらだらとしていて 
正直退屈でした。知らない人たちの観光に付き合わされているのを見て一体どういう気持ちになればいいのだろうと呆然とスクリーンを見続けました。 

 上映時間が短いのがさすがの巨匠監督で手短に終わらせてくれたのが救いの映画でした。 

☆☆

鑑賞日: 2018/03/11 シネマサンシャイン平和島

監督クリント・イーストウッド 
脚本ドロシー・ブリスカル 
出演アンソニー・サドラー 
アレク・スカラトス 
スペンサー・ストーン 
ジュディ・グリア 
ジェナ・フィッシャー 


コメント

タイトルとURLをコピーしました