映画【グレイテスト・ショーマン】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 19世紀のアメリカで興行師の立身出世の話。

●感想

 冒頭からクライマックスなミュージカルで一気につかまれるスタートでした。そこから貧乏な仕立て屋さんの息子として良家の娘さんと好き好きになって結婚してサーカスを立ち上げてフリークスを雇って大成功していって…。 

 なんといっても音楽のキャッチーさが素晴らしくて歌って踊ってのシーンはどれもがさすがはショービズの国、エンタメの国のアメリカらしい華やかなミュージカルシーンでどれも盛り上がるものでよかったです。 

 ただ話自体はひっそりと暮らしていた人たちを引っ張り出して見世物にしちゃう主人公で、ちゃんと主人公と信頼関係が築いたうえでのウィンウィンの関係ならまだよしだけれど、実際あの時代に現代的な考えの持ち主だったのか立ち止まって考えてしまう部分もありました。それに主人公は終始結構ドイヒーで、上流階級に成り上がりたいと普通に浮気して仲間たちを見捨てちゃったりして、その後簡単に改心してもう一度やり直すけれど、ちょっと軽い人間すぎて好感度ゼロの主人公でした。 

 楽曲は素晴らしいけれど、ストーリーやキャラクターは薄く流れていって残念な気持ちの映画でした。 

☆☆☆

鑑賞日: 2018/03/07 TOHOシネマズ新宿

監督マイケル・グレイシー 
脚本ジェニー・ビックス 
ビル・コンドン 
出演ヒュー・ジャックマン 
ミシェル・ウィリアムズ 
ザック・エフロン 
ゼンデイヤ 
レベッカ・ファーガソン 

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