映画【音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!】感想(ネタバレ)

Onryô o agero tako
スポンサーリンク

●こんなお話

 声帯ドーピングなるクスリで何とか歌っているロックシンガーと声が小さい路上ミュージシャンが出会って好き好きになって行く話。 

●感想

 三木聡監督作品らしい小ネタとか舞台的な笑いみたいなものは少しはありましたが、スタジオやセットの中で極彩色豊かな照明の中、終始不条理劇が繰り広げられていて置いてけぼりを喰らう展開が続く映画でした。 

 主人公たちが出会うアバンタイトルからして笑えない展開が続いて怪しいと思っていたら、そのまま最後まで突っ走っていって、誰が何をしている話なのかですらわからなくて、何の話をしているのかとか物語を語るという映画ではないので、そういったジャンルの映画がシネコンでかかっているというのが驚きでした。 

 ロックシンガーがのどの手術をする話をしていたと思っていたら、結局何も解決しなかったり、中盤まで出てきた路上ミュージシャンの親戚とかは全く後半関係なかったりして、しかも後半ではいきなり主人公同士のラブストーリーに変化していたりして、主人公たちの行動の動機が読めないため、呆然としたまま終わる映画でした。 

鑑賞日: 2018/10/15 チネチッタ川崎

監督三木聡 
脚本三木聡 
出演阿部サダヲ 
吉岡里帆 
千葉雄大 
麻生久美子 
小峠英二 
岩松了 
ふせえり 
田中哲司 
松尾スズキ 

コメント

タイトルとURLをコピーしました