映画【96時間/レクイエム】感想(ネタバレ)

taken-3
スポンサーリンク

●こんなお話

 娘命のモンスターペアレントな主人公が殺人の濡れ衣を着せられて逃走しながら娘が危ないと娘の命を狙う悪人を殺そうと頑張る話。

●感想

 強すぎるお父さんというキャラクターとスタイリッシュなアクションが魅力だった1作目からしだいに魅力がどんどん味をなくなってしまっていて、今作もストーリーもアクションシーンもこれといって新鮮さはなくなり数あるアクションものと大差ない作品になってしまっていると思いました。

 早すぎるカットの連続で何が起こってるかわからず、どんどんとテンション下がっていきました。特にカーチェイスなんて早すぎて気づいたら始まって気づいたら終わっていました。
 ストーリーのほうも2幕目が始まるまでの日常がちょっと長くて退屈でした。事件が始まってからも、逃亡者となった主人公に主人公を追いかける警察。そして殺し屋や事件の真犯人やらが出てきて。

 事件が起こった瞬間から警察から逃げつつ犯人を追いかけつつという展開ですが、この手の映画では警察がマヌケに見えるという宿命なのか、フォレスト・ウィテカーさんがカッコよく演じてても無理がありました。エピローグで「最初から犯人に気づいてた」とあーだこーだ言い訳していたのが悲しかったです。
 カタキ役の凄さというのも伝わってこなくて、ほとんど出オチのようなスタイルで戦うロシア人。

 事件の真相なんかも全部セリフで説明して、その後にまたアクションの繰り返しなので、あまり惹きつけられる内容ではなかったです。

 主人公の無敵っぷり等の魅力で引っ張る映画だと思いましたが、凄腕の元工作員のスキルはなくなり、何回騙されているんだろう? というところばかり気になってしまう映画でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2015/01/10 イオンシネマ多摩センター  2015/04/03 TSUTAYA TV

監督オリヴィエ・メガトン 
脚本リュック・ベッソン 
ロバート・マーク・ケイメン 
出演リーアム・ニーソン 
ファムケ・ヤンセン 
マギー・グレイス 
フォレスト・ウィテカー 

コメント

タイトルとURLをコピーしました