映画【スターマン】感想(ネタバレ)

starman
スポンサーリンク

●こんなお話

 地球人のメッセージを受け取った宇宙人が米軍の攻撃で宇宙船が墜落して、急きょ未亡人の旦那さんの姿に変身してマザーシップがやってくる3日間の逃避行の話。

●感想

 冒頭で亡くなった旦那さんの姿に赤ん坊から成人へと変身していくのがジョン・カーペンター監督作品らしい適度なグロさでよかったです。これから一体何が起こっているんだという興味をそそられる特殊メイクでした。 

 人間の調査を行うためにやってきて、奥さんを最初は人質的にして目的地まで米軍の追手を逃れながらのロードムービーの王道の構成で、それに人間の文明がわからない宇宙人のカルチャーギャップの面白さが加わっていて、娯楽映画として110分楽しく見ることができました。 

 ビビりながらも一緒に旅をしていって、バンビを復活させたりいきなりヒロインが射殺されたりエピソードが適度に散りばめられつつ人間の愛情を描いていきます。宇宙人役のジェフ・ブリッジスさんのTHE怪しい動きのお芝居が最高で表情の不気味さが笑えて面白かったです。 

 宇宙人の説明とかがないとか特撮が今見るとなかなかキツいとか追手がマヌケすぎるとか時代性を感じるユルさがありますが、それはそれでこの作品の味としてかみしめることができる感動的なSF作品でした。

☆☆☆☆

鑑賞日: 2017/10/09 DVD

監督ジョン・カーペンター 
脚本ブルース・A・エヴァンス 
レイノルド・ギデオン 
出演ジェフ・ブリッジス 
カレン・アレン 
チャールズ・マーティン・スミス 

コメント

タイトルとURLをコピーしました