映画【SP 革命篇】感想(ネタバレ):国会議事堂クーデター勃発!堤真一vs岡田准一、SP同士の壮絶バトル

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●こんなお話

 上司と対立したり国会議事堂の事件が起こったりする話。

●感想

 主人公の上司の命令で主人公のspチームが政府要人の警護にそれぞれついて、全員国会議事堂に集まる。別チームのspとにらみ合いつつ、上司の命令で別室の捜索を行う。その間にテロリストたちが侵入して警備を倒していって主人公の上司が国会議員たちを人質にして閣僚の不正を暴いていく。それを見守る裏で動いている官僚たち。

 主人公たちが騒動に気づいてspとかテロリストを撃退して突入して射殺していく。主人公の上司は総理大臣を追いかけて主人公も追いかけてそれを阻止して上司を逮捕しておしまい。

 国会議事堂には武器を持った警備がいないという弱点を狙って、唯一武器が携帯できるSPがクーデターを起こすというのは面白くて。かなり調べたんだろうなと思わせる最初のSPたちが国会議事堂を制圧するシーンは興奮してみてました。

 殴り合いのアクションシーンも迫力あるもので、特に、クライマックスの一騎打ちのアクションはあまり観たことのないような殴り合いで面白かったです。

 そして、腐敗した政治家たちを糾弾していく堤真一さんがカッコよくみえてしまいました。そんな魅力的な武装集団に比べて、岡田さん演じる主人公が反撃に出るまで開始60分ほどと、だいぶ物語が進まないと主人公たちが登場しない印象でした。

 それに、主人公は自分の上司が何かするってわかっているのに、普通にお互い出社して任務をこなしているので、どんだけ気まずい職場なんだという思いで見てしまいました。

 堤真一さんが長く自分の行動の動機を語りますが。正直、長くて退屈でひたすら、台詞で自分の熱い気持ちを爆発させるのを冷たい目で見てしまいました。それに総理大臣を狙いますが、なかなか撃たないので、後半はかなり退屈。何回追い詰めて、銃口を向け。気持ちを語り、邪魔が入り。また追い詰め、銃口を向けまた喋り始める……。いい加減、撃ってよ。という気持ちでした。主人公もおんなじで、なかなか撃ちません。

 それと、せっかく国会議事堂を占拠した武装集団ですが。見張りが簡単に、主人公の罠にはまって。あっという間にやられちゃうのもあっけなかったです。どんだけ警戒心ないんだという気持ちで観てました。主人公たちが仕掛ける罠が、思い切り怪しいのに。普通に突っ込んでいくカタキ役たち。ちょいと情けなかったです。

 とはいえ、ドラマからずっと見ている人にとっては。あのテーマ曲が流れるだけで盛り上がること間違いない映画でした。

☆☆☆

鑑賞日:2011/10/26 DVD 2025/04/10 NETFLIX

監督波多野貴文 
アクション監督大内貴仁 
脚本金城一紀 
出演岡田准一 
香川照之 
真木よう子 
松尾諭 
神尾佑 
山本圭 
堤真一 
野間口徹 
春田純一 
平田敦子 
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