映画【シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 モリアーティ教授の陰謀に立ち向かうホームズとワトソンの話。

●感想

 高速で過ぎ去っていく細かいカットが、実は重要な伏線になっていてホームズが思い出しながら回想で説明するのがいくつかあって。そんな無茶な? と思うような場面もありますがホームズがすごい人物だとわかって面白い回想の使い方でした。

今回は爆破テロの裏にモリアーティ教授の陰謀。物語のほとんどは、相棒ワトソン君とのやりとりで笑わせるものになっていますが。イギリス人のジョークは、自分にとってはわかりにくく。冗談の合間に本筋を説明する台詞が挟まれるので、重要なポイントがわかりずらくて行動の説明が理解できないまま話が転がっていきました。
 そのため、次々に場面が変わっていきますが。ホームズたちがどうしてその場にいるのかがわからない部分もあってついていけなかったです。しかも、2人のコメディパートが1ミリも笑えないのが苦痛のやりとりでした。

 スローやストップモーションを多用した映像も前作とあまり変化がなくて、繰り返し行われていくうちに退屈してしまいました。とはいえ、武器工場から逃げるアクションシークエンスの迫力は凄くてホームズを応援している自分もいました。武器工場に向かうときの馬のくだりのところは笑ってしまうものでよかったです。

 130分、ボクは笑えずかつ説明についていけないエンタテイメントでしたが。映像に迫力あるしお気楽に楽しい映画だったと思います。

☆☆☆

鑑賞日:2012/03/11 イオンシネマ多摩センター

監督ガイ・リッチー 
脚本ミシェル・マローニー 
キーラン・マローニー
出演ロバート・ダウニー・Jr. 
ジュード・ロウ 
ノオミ・ラパス 
ジャレッド・ハリス 
エディ・マーサン 
レイチェル・マクアダムス 
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