映画【セブンデイズ】感想(ネタバレ)

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●こんなお話

 勝率がめちゃ高い主人公の弁護士の娘さんが誘拐されて、殺人事件の被告人を無罪にしろって無茶な要求されて、娘探しと裁判と同時進行で頑張る話。

●感想

 最初から最後までスピーディーな展開で120分退屈することのない映画でした。娘さんが誘拐されて、誰が何のために? という要素とほぼほぼクロに近い殺人事件の容疑者を無罪にしなくちゃいけないという誘拐犯の要求でその事件についても調べていく2つの流れがあります。

 友達の刑事さんとともに事件の関係者に当たって点を線にしていくうちに政治家のスキャンダルとかも出てきて……。一緒に追いかける刑事さんもいい味があって楽しいキャラクターでした。

 復讐劇とかも絡んできますが、裁判の顛末が結構無茶苦茶で借りは必ず返すという仁義に厚いヤクザさんが裁判に乗り込んできて会話の録音テープを流す。って韓国の裁判ってこんなゴリゴリなのかと驚くオチでした。

 ただ登場人物が多いので人間関係の把握が少し大変で顔で覚えてついていくという感じでした。あとはガチャガチャした画面がチカチカして頭痛くなりそうになりました。

 リアリティの面では首をかしげる瞬間もある映画でしたが、勢いがあって韓国の娯楽映画として楽しめる作品でした。

☆☆☆

鑑賞日: 2016/05/10 DVD

監督ウォン・シニョン 
脚色ウォン・シニョン
出演キム・ユンジン 
パク・ヒスン 
キム・ミスク 
チャン・ハンソン 
チェ・ミョンス 

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